黒ごまブルーマーレシピ

今年は本当にベーキングにブレークしております。最近は主要食物は日本米からパンに変わりました(汗)。ジャガイモでも、麺でも、パスタでもありません。全てパン。うちのダンナは大迷惑。
あまりにもたくさんのケーキだのパンだの作っているので二週間前からはポーターさん達がいるオフィスに差し入れ。かなり喜ばれております(爆)。

black sesame bread top view 

今までたくさん作っていたのですが、やっと自分オリジナルのレシピを紹介出来る余裕ができて来ました。と言う事でマイファーストレシピ、黒ごまブルーマーを紹介します。
ちなみに左横に新しく付けたベーグルのボタンをクリックすればこれからのレシピのアーカイブのページに飛びます。 

black sesame bread 

イギリスでは白ごまは沢山あるのですが黒ごまのレシピはあまり有りません。何となく黒ごまの何かが食べたくて、パンにしてみました。こくの有る黒ごまのパンに蜂蜜つけたらきっと美味しいんじゃないかと思って作りました。

black sesame bloomer

ファーメンテッド、ホワイトドウ(340g作れます)- このレシピはRichard Bertinetさんの "Crust"と言う本を基本にしました(自分で作りやすい様にちょっと変更してあります)

ファーメンテッド、ホワイトドウは実際のパン生地を作る4−12時間前に用意します。後で作るパン生地と混ぜると味も深くなって、グルテンもしっかりと作られます。他のパンを作るときもこのテクニックをお勧め。

強力粉(白)200g
ぬるま湯 140g
自然酵母 5g
塩 1/2 tsp

黒ごまブルーマーの材料

ファーメンテッド、ホワイトドウ 170g (下参照)
強力粉 200g
ぬるま湯 130g
黒ごま 20g
塩 1/2 tsp
蜂蜜 20g

準備
  1. ファーメンテッド、ホワイトドウは次の様に作ります。酵母を指で強力粉にすりこみます(タルトを作るときの要領)。塩、水を混ぜて10分こねます。生地は柔らかめなのでハンドミキサーのドウフックを使用するとグッドです。粉をテーブルに少しだけかけて生地を丸くしてボールに入れてください。サランラップをかけて完走防止。4時間常温で(もしくは12時間冷蔵庫で)寝かせます。寝かせた後の生地はたくさん空気がぶくぶくとあって、平らになっています。
  2. すりこぎでごまをすってください。
preparating black sesame

生地を作って寝かせる
  1. 強力粉、水、塩、すった胡麻と蜂蜜を全部混ぜて10分くらいこねる。生地はスムーズでのびがあります。
  2. 170gのファーメンテッド、ホワイトドウを混ぜて5分こねてる。
  3. 生地を丸くまとめて、少量の油がぬってあるボールにいれて1時間ほど寝かせる(もしくは二倍の大きさになるまで)

  4. 空気を抜いてもう一度丸くまとめて1時間ほど寝かせる(もしくは二倍の大きさになるまで)。 
black sesame bread dough 

形を作って焼く
  1. 少量の粉のかかっている台に形を崩さない様にのし板にそっと移します。指先で空気を軽く抜いて形を作ります(分かりやすいビデオが有ったのでリンクしました。ここ)。ベーキングトレーの上にベーキングシートをおいて、その上に形が整ったパンを置きます。サランラップを上にかけて乾燥防止。1時間くらい置いて成形発酵させます(二倍弱くらいの大きさになるまで)。
  2. オーブンを180度にあらかじめ熱します。このときに一番下の段にもう一つトレーを入れておいてください。ここに水をさして蒸発させます。(下4参照)
  3. クーペでクリスクロスに切り目を入れます。こつは45度の角度で入れる事。(もしもこの時にパンがいきなりしぼんで来たら発酵させすぎなので、急いで焼いちゃってください。) 
  4. 200mlの水をオーブンの一番下に入れておいたトレーに流し入れます。急いでオーブンを閉めて5分蒸発させます。こうする事によってパンの表面がカリッとします。
  5. パンをオーブンにいれ、スイッチを消します。5分そのまま置いてください。これはオーブンスプリングと言ってオーブンの中でパンが大きくなりクーペが奇麗に焼き上がります。
  6. もう一度オーブンにスイッチを入れて180度。25分間そのまま焼きます(もしくはパンの底を叩いたときに空洞の様な感じだったらオーケー)。
食べる
余熱をとる為にそのままラックの上に置きます。モッチリ感をなくさない為に常温になったらすぐにホイルで保管。
オーガニックの蜂蜜をつけて食べてください。すごいおいしいです。