C&Cの編み図がザ・ニッターの雑誌に掲載されました!

今月のザ・ニッター(29号)の雑誌に私がデザインしたミランダバッグの編み図が掲載されました!この号の中に載っている作家さん達のデザインはとても素晴らしい物ばかりなので、それと一緒に載せてもらえるなんてとても光栄です。

The Knitter issue 29 2011 out now! ;)
ザ・ニッター29号。表紙のデザインはロージー・ウッドランドさんさくのマルコ。とても奇麗です。
Miranda Bag Designed by Cotton & Cloud
これがミランダバッグbyコットンアンドクラウド。これはちゃんとプロのカメラマンがとってくれた物です。超画像いいです(涙)。
ザ・ニッターの雑誌に編み図が載るのは今回が初めてなのでとてもエキサイトしております。この雑誌はイギリスの中級者から上級者向けの毎月出版される編み物雑誌です。雑誌の内容は沢山の編み図だけではなく、毛糸のレビューや、ちょっとの毛糸玉で出来るスタッシュバスターのコラムや、チュートリアルなど盛りだくさんの雑誌です。サイトとブログ (新しくウィンドウが開きます)もなかなかなので是非ごらんください。

このミランダバッグは29号のテンペストと言うテーマに合わせてデザインしました。冬の海のうねりと、波打ち際にたたかれる海藻と波の白い泡、を想像してください。

Miranda Bag: I am going to make it myself for this AW.
斜めのショット。実はすごく気に入っているので自分用に編む予定です。
形的に説明しますと、このバッグは輪編みで一気に編まれているので最後に縫う必要なし。まず外側の底をガータ編みで編み始めます。

Miranda Bag is knitted in the round starting from the bottom panel.
ガータ編みの底。ステッチマーカーを使用して周りの目を拾っていきます。
次に外側のボディーを編んでいきます(ここで編むチャンキーなケーブル編みはかなり楽しいと思います)、続いてフリルになる波模様。バッグの内側は、波模様の始まりをすくい編みして形を作りながらメリヤス編みで編んでいきます。そして中底は同じくガータ編み。ここまで来たら何となくバッグの構成が分かってくると思います。だんだんとバッグが形になっていくので編みごたえのある物であればいいなと思っています。

The secret of Miranda Bag.
バッグの内側を編み終えるとこんな感じ。
最後に持ち手をつけて完成。

Sew through the bag to secure the i-cord.
しっかり縫い付けて固定。
この29号にはチャンキーニットの他にもデリケートなレース編み、ケーブル編みのセーター、靴下編み、などなど沢山載っていました。イギリスにお住まいの方なら本屋さん (e.g. WH Smith)、オンラインならLoop(でもまだ29号はショップにないみたい。。)で変えます。定期購読もここで出来るみたいです。

毛糸はJamieson's of Shetland Heather:Midnight (1340)6玉、Pine (234)1玉とEider Duck (1030)1玉です。(1玉は50グラム、92メートル)

日本語の編み図は著作権関係上8月以降になるのですが、もしも雑誌の方に興味があれば是非ごらんください。ハッピーニッティング!
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