メリノウールってすごい!(Nick Atkinsonさんのフリーパターンとメリノ糸の抽選情報付き!)

メリノウールってただ見た目がきれいでやわらかいだけじゃないって知ってました?
今年私は冬の間もジョギングを続ける、と決心しました。ということで、冬用のジョギングウェアにはどんな素材がいいかを自分なりにリサーチしてみました。するとなんとメリノ糸があらゆるウィンタースポーツ(サイクリング、登山、スキー、などいろいろ!)のウェアに使用されてることが発覚!全然知らなかった。。。

メリノウールってすごいんです…

体温を調度良く保ってくれる。
メリノ糸の繊維には細かい隙間があります。そこに空気が閉じ込められるので皮膚と外の空気の間のバリアになってくれます。体を寒い日には暖かく、暑い日には涼しく保ってくれます。さらにメリノ糸は重さに対する暖かさがだんとつ。そのためほかの糸に比べて使用する糸の量が少なくていいのです。

メリノ糸は吸水性がいいので皮膚をドライに保ってくれる。
糸の総量の3割分くらい吸水できます。

メリノ糸は天然抗菌。
天然に抗菌素材なので人工糸に比べて臭くなりにくい。バイ菌は平らでじめじめした表面を好んで繁殖するのででこぼこしたドライで凸凹表面のメリノ糸の繊維を好まないのです。

というわけで自分用になにかメリノ糸で編んでみることにしました。

Artesanoのフリーパターン「Rayna」。Selbuvotter*を編んだのはほんとにひさしぶり!
*SelbuvotterとはノルウェーのSelbuという地域で生まれたミトンのパターンのことです。
写真のSelbuvotterのパターンはアーテサーノ(Artesano)のウェブサイトに搭載されてるRita Taylorさんのフリーパターン「Rayna」です。

糸は アーテサーノ、スーパーワッシュメリノ(Superwash Merino)(100%羊毛で洗濯可能、一玉112m/50g)。色はPurple(3158)とBaby Pink(8413)を使いました。

セルブボッター(Selbuvotter)ならどんなデザインでも大好きですが、このデザインはDKの太さの糸(6号の棒針)で編むのですぐに編み上がるので、師走の忙しいときにぴったり。

暖かいしかわいい!
メリノについてですが、メリノ羊のmulesing問題のことを知ってる方も多いと思います。私はこのプロセスの問題を詳しくは知らないのですが、沢山のニッターや、毛糸関係の企業で話題に出るということは羊毛生産のプロセスでは重要な事なんだと思います。Artesano Superwash Merinoはペルー産。色々調べてみたら、ペルーはmulesingが行われていないとのこと。生産元もしっかり調べるのは重要ですね!

手のひらのデザイン
さて、このアーテサーノのスーパーワッシュメリノの毛糸ですが、現在手袋の編み図がただでダウンロード出来るだけでなく、アーテサーノのサイトでアンケートに答えるとニックアトキンソン(Nick Atkinson)さんのフリーパターン入手出来ます!そして抽選で5名にSuperwash Merino DKが当たるそうです!色は好きな色を選べます。締め切りは来年の2月17日です。


もちろん私はもうアンケートを済ませました。(笑) フリーパターンはこれです。



いいですよね。ヨークに斜めのアイレットを使ってるのがおしゃれですよね。しかもボタンバンドにまでデザインが続いてます!赤(色番号:8083)とティール色(色番号:6701)で編んで見たいです。グレー(色番号:SFN41)でもよさそうですね。


やっぱり冬は編み物の季節!楽しくて仕方がないです。(笑)

Happy Knitting!